架橋地点の布刈(めかり)瀬戸


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因島大橋は,本州四国連絡橋尾道・今治ルート(西瀬戸自動車道)の橋梁群のうち,本州側から2番目の橋であり,広島県内の4橋の中では唯一の吊橋である。架橋地点の布刈(めかり)瀬戸は,海峡幅約800m,最大水深約50m,潮流は最大約5ノットであり,来島海峡の副航路としての役割を持つため,一日約400隻の船舶が航行していたことから,桁下高さは50mを確保する必要があった。このような場所に架ける橋は,我が国ではこれまでにない規模であり,建設当時は東洋一の吊橋として大いに注目された。補剛トラスは幅26m,高さ9mあり,路面を支える床版は,死荷重軽減のため,我が国の吊橋では初めて鋼床版を採用したほか,トラスの内部に幅員4mの自転車歩行者道を併設し,このルートでは唯一のダブルデッキ形式となった。補剛桁を支えるメインケーブルは,1ケーブル当たりのストランド数91本,1ストランド当たりの素線数127本であり,素線数127本のストランドの採用は世界でも初めてのことであった。この結果,素線の総延長は約31400kmとなり,実に地球の約3/4周分にも相当する長さなのであった。この橋で培われた技術や経験は,鉄道併設の瀬戸大橋,世界初の3連吊橋・来島海峡大橋,世界最大の吊橋・明石海峡大橋など,本州四国連絡橋の各ルートへと生かされていくこととなるのである。

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