【周防の郷】若ものに伝えたいこと
利用者さんからの要望で、ご自宅から以前本人が世話をされていた盆栽が届きました。
さあ剪定を始めようとしたところ、「ちょっとあんた!紙とペンを持っておいで!」
と呼ばれ、剪定の講義が始まりました。
講義も終わり、さあ剪定を始めようと盆栽の前に向かったところ、
「どこ行くんかね?まずはホームセンターで道具をそろえてからじゃろ!」と急遽買い物へ。
「あんたは刃長と足長どっちが好みか?」どっちの名前も初耳な職員に利用者さんも苦笑。
おりづるに戻った時にはもう昼ご飯の時間。
いつもは昼食後には昼寝をされることが日課ですが、この日ばかりはすぐに盆栽へ!
まずは伸びすぎた根を取り除く作業。
スタッフが「腰が痛くなるので高い所に置いてやりませんか?」と聞くと、
「若いもんが何を言うか!そんくらい辛抱できるようになりんさい!」とお叱りを受けました☆
いよいよ葉っぱに手を付けます。
すごく丁寧で専門的な解説・ご指導。
幾多の試練(スタッフによる足の引っ張り)を乗り越えて、伸びっぱなしだった盆栽松が
美しく生まれ変わりました!
最後に「5年世話を続けたら一人前になれるいね、また教えてもらいたかったら言いんさい。家でも練習しときん
さいよ」「ええか、今日学んだことは、あんたが次の若ものに伝えていかんにゃいけんのんじゃけえの」
とのお言葉をいただきました☆
突然重役を担ったわけですが、楽しい体験をありがとうございました!
明日からも指導は続くと思います!頑張ります☆
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