山門(さんもん)
お寺は中国の寺院が山に建てられたことから由来しています。その後日本に仏教が伝わってきますと、山がないところでも、「鳥形山(とりがたやま)飛鳥寺」や「荒陵山(あらはかさん)四天王寺」といった山号が中国にならってつけられました。その後平安時代以降になると日本でも、有名な「高野山金剛峯寺」「比叡山延暦寺」が山中に建立されるようになりました。この後の時代になるとたとえ山中でなく平地であっても、お寺には山号が名づけられるところも出てきました。お寺に山号がついていることからお寺の門が山門(さんもん)と呼ばれるようになりました。山門(さんもん)の前で一礼をします。仏様を敬う気持ちでします。そして、敷居を踏まずにまたいで、くぐります。山門は神社で言えば鳥居と同じで、私たち俗界との境界と考えられます
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